遺品整理士とは|民間資格の制度と埼玉県の業者選び活用法

遺品整理士は、一般財団法人 遺品整理士認定協会(平成22年設立)が認定する民間資格。国家資格ではありませんが、全国チェーン業者の流入が極めて多い埼玉県では業者選びの信頼指標として有効です。

この記事でわかること

  • 遺品整理士の資格制度の概要
  • 遺品整理士認定協会の役割と会員数
  • 資格の取得方法と養成講座
  • 埼玉県で業者選びに活用する3つの方法
  • 廃棄物処理法第7条の許可との違い
  • 関連する他の資格との違い

遺品整理士は国家資格ですか?

いいえ、民間資格です。一般財団法人 遺品整理士認定協会が独自に認定する資格で、国家資格や公的資格ではありません。

遺品整理士は平成22年(2010年)に設立された一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定する民間資格です。法律で定められた国家資格や、特定の業務独占資格ではありません。

ただし、業界では業者の信頼性を判断する目安として広く認知されており、「遺品整理士 在籍◯名」と明示している業者は、業界倫理規定への理解と専門知識を持つ傾向があります。

注意:「遺品整理士=国家資格」と表示している業者は、景品表示法第5条第1号(優良誤認表示)違反の恐れがあります。資格の正しい性質を理解しておきましょう。

遺品整理士認定協会とはどんな団体ですか?

平成22年(2010年)設立の一般財団法人。法人会員1,000社超・個人会員30,000人超の業界最大規模の認定団体です。

一般財団法人 遺品整理士認定協会は、北海道千歳市に本部を置く団体です。遺品整理業界の倫理規定整備、専門知識の普及、トラブル防止啓発を主な活動としています。

認定協会の概要

団体名一般財団法人 遺品整理士認定協会
設立平成22年(2010年)
本部北海道千歳市
法人会員1,000社超
個人会員30,000人超
公式URLhttps://www.is-mind.org/

※ 上記会員数は協会公表値です。最新値は公式サイトでご確認ください。

遺品整理士の資格はどうやって取得しますか?

認定協会の養成講座を申込み、教材で学習後、課題(レポート)を提出。合格すると認定されます。試験会場での試験は基本的にありません。

標準的な取得フロー

  1. 認定協会へ受講申込み(公式サイトから)
  2. 教材(テキスト・DVD等)の受領
  3. 遺品整理業務の知識・倫理規定・関連法規を学習
  4. レポート課題の提出
  5. 合格後、認定証・認定番号の発行
  6. 会員として継続教育(年次研修等)

受講料・教材費・標準的な学習期間等の最新情報は、認定協会の公式サイト(https://www.is-mind.org/)でご確認ください。

埼玉県の業者で遺品整理士在籍を確認する方法は?

①業者公式サイトの「遺品整理士 在籍◯名」表記、②認定協会公式サイトの認定業者検索、③見積時の認定番号確認、の3点が有効です。

埼玉県は東京通勤圏ベッドタウンで、全国チェーン業者の流入が極めて多く、E-E-A-T整備済み大手競合が多数存在します。地元密着業者も多い一方、無許可・無資格の悪質業者も少なからず混在しているため、業者選びでは信頼性指標の確認が特に重要です。

確認の3ステップ

  1. 業者公式サイト確認:「遺品整理士 在籍◯名」と明示しているか。具体的な人数表記が望ましい
  2. 協会公式の業者検索https://www.is-mind.org/ の認定優良業者一覧で埼玉県内業者を検索
  3. 見積時の質問:「現場担当者は遺品整理士の資格保有者ですか?認定番号を教えてください」と直接確認

埼玉県特有の注意:埼玉県は全国チェーン業者の支店・営業所も多く、サイト上は「遺品整理士 在籍」と書いていても、埼玉県の現場担当者は資格無しというケースもあります。実際に対応する担当者の資格を確認しましょう。

廃棄物処理法の許可との違いは?

遺品整理士は民間資格(信頼性の目安)、一般廃棄物収集運搬業許可は法的に必須(廃棄物処理法第7条)。両方の確認が必要です。

遺品整理士の資格は業界倫理規定への理解の証であり、廃棄物処理法第7条の一般廃棄物収集運搬業許可は廃棄物運搬を業として行うための法的必須許可です。両者は性質が全く異なります。

遺品整理士 vs 一般廃棄物収集運搬業許可

項目遺品整理士一般廃棄物収集運搬業許可
性質民間資格法律上の許可
必要性業界の目安業務上必須
認定者遺品整理士認定協会市町村長
埼玉県内範囲全国共通市町村単位(63市町村別)
違反時協会から除名廃棄物処理法違反(罰則あり)

埼玉県は40市22町1村(計63市町村)あり、業者は市町村ごとに別の許可が必要です。「さいたま市の許可しか持たない業者が川越市で運搬する」のは違法となります。

関連する他の資格との違いは?

遺品整理士は遺品整理業務全般、事件現場特殊清掃士は特殊清掃に特化、整理収納アドバイザーは生前整理寄り。業務内容に応じた使い分けが重要です。

関連資格の比較

遺品整理士遺品整理業務全般。一般財団法人 遺品整理士認定協会が認定。業界最大規模
事件現場特殊清掃士孤独死・事件現場・腐敗体液処理等の特殊清掃に特化。一般社団法人 事件現場特殊清掃センターが認定
整理収納アドバイザー生前整理・身辺整理に有効。特定非営利活動法人 ハウスキーピング協会が認定
終活カウンセラー終活全般のアドバイス。一般社団法人 終活カウンセラー協会が認定
相続診断士相続手続きのサポート。一般社団法人 相続診断協会が認定

埼玉県南部の賃貸単身高齢者孤独死案件のように特殊清掃が必要な場合は、遺品整理士+事件現場特殊清掃士の両方を保有する業者を選ぶのが理想的です。

遺品整理士監修の遺品整理 — 埼玉県全域対応

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出典・参考情報

  • 一般財団法人 遺品整理士認定協会
    https://www.is-mind.org/
  • 一般社団法人 事件現場特殊清掃センター
    https://www.csc-mind.org/
  • 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第7条(一般廃棄物収集運搬業)
  • 景品表示法 第5条第1号(優良誤認表示)
最終更新: 2026-05-14
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